第42回「そうだ、里山探検にいこう!」

投稿日: 2008年09月24日(水)00:14

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M子の友人のろぷろすさんから「里山探検にこないか」と誘われた。

ウチからろぷろすさんの家まで車で15分ほど。
ろぷろすさんの家のすぐ裏手が、今回探検する山である。

山へ入るアプローチはゲートボールなどをする公園でした

山へ入るアプローチはゲートボールなどをする公園でした

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かつては美しい雑木林だったらしいが、今は竹やぶに侵食されつつある。
ここの山はろぷろすさんが持ち主に交渉してお借りしているものだという。

「子どもたちが自由に自然と遊べる里山にしよう!」ろぷろすさんはそう考え、ひとりで竹を切り、下草刈りをはじめたのだという。

しかし小さな子供がいるので、家事の合間をぬっての作業。

「本当は上の子が小学校に入るまでに整備したかったんだけど、もう来年やし、絶対にムリ」

で、サルシカ隊でなにかできないかだろうかと、M子と隊長の二人で来てみたわけである。

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9月の末なのにかなり蚊がいる。
これは竹の切り株に溜まった水にボウフラが湧いているが原因。
整備をすれば、蚊は少なくなるだろう。

M子と私は長袖長ズボン、防虫スプレーで完全ガードしてまいりました!

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ここは山といっても、津市の中心地から車で30分もかからない。
住宅街も近く、まあ山で迷子になっても、30分歩けば、開けた場所に出るような規模である。

山にほんの少し入ったところにある見事な雑木。
二股にわかれていてツリーハウスをつくるには最高だけれど、ロケーションが悪い。
竹に囲まれて、視界が広がるところがない。

竹を切ったら、下に広がる田んぼが見渡せるはずだ。
ここにツリーハウスをつくったら、さぞ素敵であろう。

現在サルシカの森のツリーハウスは諸事情により着工延期となっている。
ここの方がいいかも、と思う。

そしてこんな立派な大木もありました。少なく見積もっても樹齢300年という感じ

そしてこんな立派な大木もありました。少なく見積もっても樹齢300年という感じ

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更に奥に進むと、杉の植樹林になった。
ここは手入れがされている。

どうやら違う人の山に入ってしまったようだ。

しかし山の区画分けは超テキトー。
境界線などなし、みんな「ああ、大体このへんがウチの山だぁ」みたいな感じ(笑)。

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イノシシが砂あびしたあと。

シカのフンもたくさんあった。

キノコはいろんな種類のがたくさんありました。どれ食べていいんしょう!?

キノコはいろんな種類のがたくさんありました。どれ食べていいんしょう!?

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蚊対策をバッチリのはずだったが、帽子が薄手だったため、しっかりと額を刺された隊長。

ろぷろすさんに子供用のアンパンマンかゆみ止めパッチをつけてもらいました。

なんだかなぁ・・・。

山を下りて、今度は林道探検です。どこにいくんだろ、この道・・・?

山を下りて、今度は林道探検です。どこにいくんだろ、この道・・・?

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大きな柿の実を発見。
が、渋柿です。

またずいぶん山へと入りました。

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すると!
不思議な遺跡のようなものを発見!

ろぷろすさんに聞くと、数年前まで都会から来た人がここで暮らしていたのだという!

円錐形のは、インディアンのテント「ティピー」を真似てつくられている小屋。

森の中に静かにたたずむ廃墟。生活用品がそのまま残されていた

森の中に静かにたたずむ廃墟。生活用品がそのまま残されていた

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「確かにこれじゃあ冬は厳しかっただろうなぁ」とM子。

どのような人が暮らしていたのか。
いろいろ話を聞いてみたかったのである。

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こんなトイレも設置されていた。

里山探検の末に、なかなかおもしろいものを発見してしまったのだ。

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こうして1時間ちょっとの探検は終わりました。

ろぷろすの山、素敵です。
お父さんお母さんの手作りで、子どもたちが自由に遊べる山ができたら、それはそれは素敵なことだろうなぁ、と思いました。
これから時どき、チェーンソー持って遊びにいきます。
春になったら、M子がタケノコを片っ端から取りにいきます(笑)。

関連リンク:ろぷろすの野望